2流って… まがい物レッスンとまがい物先生達が増えるって事

On 2014 年 3 月 6 日 by kata32

2014年の梅

2014年の梅

この間、Aちゃんの公演を見た時かな、Aちゃんが、「ダンススタジオで習うダンスと、実際にミュージカルなどで踊るダンスは違うって聞いたんですが…」って言ってた。誰がそんな事吹き込んだのかね…。情けない。おそらく東京にありがちの、金儲け主義のどこかの三流芸能スクール(あの〜有名やから、生徒が多いから一流とは限らない。内容がともなわなければ三流です)か、二流三流の大出口さん(エキストラの方々)辺りではそんな会話があっても不思議はない。

「TDLやUSJなどで出てきそうな振付を習いたくて…。だって、オーディションの時にその方が有利でしょ?!」とか、「ダンスの基礎も大事だと思うのですが、表現力も必要でしょ〜」とか…。
最近は、何故か、とにかく見当違いな話が多くて閉口しています。

いずれの発想も「慌てる乞食はもらいが少ない」か、「努力せずに上手くなる方法探し」やと思います。努力するから上手くなる。努力せずには上手くならない。至極、当たり前…。

或は、私が理解に苦しむのは、ダンスの基礎、仮に「バレエの基礎を積む」はそこそこにして、表現力を身につけても、意味ないでしょ?! と思うんですがね…?! わかりますか?!

昔、スクールメイツをマネージメントしていた時、「万年本科のなれの果て」と言う言葉がありました。

スクールメイツは、宝塚みたいに、予科 → 本科 → 高等科ってあったんですね。
で、高等科は、いまのFWDSで言うJazz5みたいなもんで、予科生などは、まともに高等科生に憧れます。
で、この進級には、もちろん進級テストがあり、先生方が審査され、合否が決まるのですが、良く頑張る子達は2-3年ほどで高等科にあがるのですが、何年経っても高等科に上がれない子達がいた。
テクニックはそれぞれなりに持っていますが、何か難点があった人たちです。肩があがっている、足が内股になる、クビが前に出るなどなど…。
そこをクリアすると、高等科に上がれるのですが、そこがクリアできない人たち。
高等科に上がる人たちは、そこがクリア出来た人たち。その違いは、僅かな努力を毎日毎日し続けられた人達と、その努力にあきちゃった人達の違い。さぁ、あなたはどっち?! あれこれアラカルトのような努力してもしょうがない。ここが肝心。いいかい、書きさしの絵を何枚書いても書きさしでしかない。それよりどんなに下手でも一枚の完成した絵を書かんかい!! あれこれあれこれ中途半端な努力をしても時間の浪費です。それよりも自分が努力しなきゃいけないところを、しっかり努力して欲しい。
それが出来た人たちが、高等科にあがった人たちなんですね…。

なんでもそうやけど、所謂「努力する事」が楽しいわけないやん。普通、苦痛を伴うことが多いのと違う。だから、楽しんでやりましょうって言うのと違うン?!
それを毎日毎日、やり続けるのはとても大変な事です。そんな時に間がさして、あっ、表現力を身につけなきゃ〜とか、そっか〜、ダンススタジオでダンスやっててもしょうがないやん、ミュージカルに出たかったもの…とか、ばっと気分が飛び火しちゃうのよね。そうなれば、万年本科ですわ〜。

で、この万年本科の口癖は「こんなとこにいてもしょうがないわ」…、私「そんなら辞め〜な」「ダンスすきやから」「ほんなら一生懸命せいよ」「私も一生懸命しています」「あのね。もっともっと一生懸命やっている人がいる事を知るべきやね」
最後には「結局は片山さんに好かれないと、先生達に好かれないとダメでしょ」って言うのが結論になったりする。(笑)
高等科生は決してそうは思っていない、自分の実力で高等科にあがったと思っている。
万年本科は、自分は先生達や片山さんに嫌われたから上がれないと思う。
あぢ〜、いつ、そこにスイッチしたんかな…

みんな、良く聞いてほしい。
そんな時に、楽しいだけの、或は、厳しいだけの、絶妙に言葉巧みに、巧妙に営業をかけられているかのようなスクールや、仲間や、先生達にハマりやすいのよね〜。

あぢ〜

で、それで、そのクビが前に出るのは治ったのかな…?! 内股な足はせめてものまっすぐな足先になったのかな…?! 上がっている肩は下がったのかな…?!

あぢ〜

なんやおかしいよ〜

で、この万年本科はいつの日かいなくなる。誰からも惜しまれず、忘れ去られたかのように去って行く。ある日、誰かが気づく、「あれっ、B子ちゃんは?!」「あっ、そう言えば長い間見てないね?!」「ね、ね〜、B子ちゃんは?!」「無届け退会のようです…」

ある日、予科生が、「片山さん、私、あなたの事嫌いでした。(万年本科生から)ものすごいエコヒイキって聞いたから、でも、高等科生の先輩に聞いたら、もしも、そんな人やったら、ここまでスクールが大きくなる事なんてあり得ないやん、と言われて…。」

この子は、もう、その万年本科生とはしゃべらないでしょうね…

人生の万年本科生になったらアカン!! 
書きさしの絵を何枚も書いて時間の無駄遣いをし、人をねたみ、うらやみ、悪口ばかりを言って歩く。
そうそう、その昔、TV局には、スタジオ雀って言うのがいたそうです。人の事ばかりをチュンチュン言って歩く人たちの事です。「片山さんな、スタジオ雀になったら終わりやで…」ある番組のDさんに教えてもらいました。
2流3流になったらアカン。金はなくとも、とにかく1流を目指そうよ。
自分が努力しなければならない事に焦点を合わせて、どんなに辛くても嫌でも努力しょうよ。
人を妬まず、うらやまず、自分に自信をもって努力していきまょう。
足も満足に上がらん人が表現力を身につけても意味なし。
バレエやジャズの基礎も出来てないのに、TDLやUSJの振付を習ってても意味なし。
ミュージカルを目指す人は、ミュージカルの何を担いたいのかハッキリさせましょう。ミュージカルダンサーなのか、シンガーなのか、俳優なのか、もしも、俳優やシンガーなら、ダンスなんて趣味程度で良いと思います。それよりシンガーや俳優になるべく努力して下さい。もしもダンサーなら、しかるべきダンススクールで、みっちりバレエやジャズの修行を積んで下さい。ミュージカル用のダンスなんてありません。あっ、ひょっとして東京のみ存在するのかも知れませんね。(笑)
その昔に芸能界では「東京ローカル」って言葉がありました。大阪でヒットすると全国ヒットになりやすいけど、東京でヒットしても、東京だけで終わってしまう事が多かったんですね〜。それを東京ローカルって言うんですね。

今もまた、東京ローカルな話はいっぱいあるように思います。

以上、プロダンサーを目指す人たちに捧げます。

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