新世界、通天閣、串カツ、大衆演劇 …

通天閣
片山知子の気まぐれBLOG
通天閣
通天閣

久しぶりに通天閣に行ってきました。大阪いずみ市民生協の文化鑑賞会の委員の皆さんと、次回のいずみ〜るスペシャル候補の下見です。大阪再発見の小旅行気分でした。その昔、本田良寛先生に連れられて、この通天閣に良くきました。良寛先生は西成の病院(大阪社会医療センター)の院長でした。大変にユニークな先生で…。当時大変にお世話になりました。もしも私が良寛先生と出会わなかったら、もう私は既に病死でもしていたかも…と思う程、病気についての心得を教えていただきました。(笑) いつか先生の想い出も、このブログに書いてみたいと思っています。

話は戻して、その昔、30数年前、通天閣辺りは、とても1人では歩く事が出来ないような、ちょっと怖い所でした。当時、通天閣の周年記念のイベントも、そんなやこんなでお手伝いさせていただきましたが、専務さん達以下、「いや、もうこんな街古なってしもうて、もう誰も来てくれへんな〜」とおっしゃっていた事を思い出します。
良く覚えているのは、朝10時からテープカットのはずが、専務さんがいない。つい先程までいらっしゃったのに…。新聞記者さんやご近所の歴々がお集りです。「あの〜、10時です。テープカットなんですが?!」「あ〜、すぐ専務読んでくるわ〜」で、10分後れで、あ〜、ごめんごめん、ほな、テープカットやな〜?! でも、待たされた記者さんもご近所さんも、あ〜きたきたと言った様子で、誰も怒っていない。1人ハラハラしていた私はなんやねん〜って、自分で突っ込んでいました。(笑)
今も、通天閣内のキレイなショーケースの隣に、段ボールが無造作に積み上げられている…それが別になんともない。あ〜汚いな〜とか片付けたら…とは不思議と思わない。今もその辺りの感覚は新世界(通天閣辺り一帯を新世界って言うんです)独特のものがあるように思います。どこが新世界やねんと思いますが、初めて通天閣が出来た時は、まるで新世界のようだったんでしょうか?!

新世界の中央通
新世界の中央通

そして、串カツ屋さんでランチタイム。その昔は、この串カツ屋さんに入るなんて考えも及びませんでした。労務者風のおっちゃん達でごった返し、みんな、お皿の上にコップをおいて、冷や酒をそこに注いでもらう。そして、コップからこぼれるお酒はお皿に溜まるので、それを先ず啜って、冷や酒をあおりながら串カツを食べる…。そんなイメージですかね〜。狭〜いカウンターだけのお店が殆どで、おっちゃん達が片寄せ合って食べてました。それが今では観光客ばかり…。韓国語のメニューまで用意されていて、もうびっくりもびっくり…。あ〜長生きするもんや〜 (笑)

大衆演劇の朝日劇場
大衆演劇の朝日劇場

そして今回のメインスポットは、この朝日劇場さん、いずみ〜るさんでも、大衆演劇に行かへんって言うくらいやから、こちらの方もかなり一般的になってきたんかな〜と思いきや、実際に劇場を訪ねてみると、ほぼSOLD OUT !! まぁ、関東からの観光客と思われしきおばちゃん達や、常連さんとおもわれしきおばちゃん達。いやいや想像以上に盛り上がっていました。
きっと、コテコテのお芝居にショータイムで盛り上がるんやと思います。ここで3時間ゆっくり芝居とショータイムを見て、串カツ屋さんで美味しい串カツとビールを飲んで、締めて5000円もあったらおつりがきます。新フェスティバルホールでオペラを見たら、イチバン悪い席で6、7千円でしょうから、比べ物にならない。いやいやオペラと大衆演劇を同じ土壌に乗せる事は如何かなと思うけど、その昔、ミラノのスカラ座で「フィガロの結婚」を見た事があります。それもイチバン悪い席で…。一番良い席は当然多分2-3万円するのですが、一番悪い席は多分3000円くらいだったと思います。そう考えると日本って高過ぎるんですよね。
ちょっと努力するとイタリアでは、オペラも見に行ける金額なんですね。日本では見たくても見れない人の方が多いのでは…?!
いやいや、また、話が逸れました!! (笑)

ルナパークジオラマ
ルナパークジオラマ

そんな通天閣の3階にルナパークジオラマなる場所があって、昔の新聞やら写真やらが展示されていました。
それらを見ていて思った事は、「あれ〜、昔、昔の大阪の方が貧しい感じやけど、なんやキチンとしてるわ〜」
そう言えば昭和な時代、歩きながら何か食べてると、「お行儀が悪い、食べる時はちゃんと座って食べなさい。」と叱られたものです。「女の子が股おっ広げ座るもんやない。足をちゃんと閉じなさい。」とも叱られました。お正月には、下着からセーターまで新品になりました。お正月に着る服って毎年、親が用意してくれました。ブランドでもなかったし、決して上等なものじゃなかったけど、キチンとしてた…う〜ん、それでもお正月やからと多少親は奮発してたように思う。
今の時代、モノも情報も溢れているけど、どこかケジメもないし、何かダラシナイような気がします。
その分だけ「夢」もなくなったかのように思えた「新世界」でした。

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